ソフトウェア業界がファッション業界から学べること

TEDxUSCにおけるJohanna Blakelyによる、ファッション業界におけるIPプロテクションのプレゼン。非常に面白い。

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ファッションというのは、基本的に多くの人が自分のものに特許を取得しておらず、ちょっとかえただけのものが非常に多く出回っているらしい。そして、多くの人が特許を取得しないので、それが問題になる事も少ないそうだ。グッチのデザイナーに対して、コピーされて安く売られると商売にならないんじゃない?、という質問した際に、彼はこう言ったそうだ。「もともと、コピーされた安い方を買うお客さんは、グッチのお客さんとは被らない。」つまり、コピーされて安く売られても、それがオリジナルの作り手の利益をマイナスにする事はない、むしろ新しい市場を作るので、業界としての利益はプラスになる、という事だ。

上に写真が、IPプロテクションがキツイ業界とゆるい業界における利益を示したグラフだが、目に見えてIPプロテクションのゆるい業界の方が、キツイ業界よりも利益が大きい。

印象的だったのは、それらの業界におけるクリエイターがなぜ特許をとらないかだ。特許取るのがカッコ悪い。勿論法的にファッションなどには特許が認められないのもあるのだが、その辺の考え方の違いが、業界によってここまで違うのは凄く興味深い。

FOSS信者は、実はファッション業界の人達と思想が似ているのかもしれない。見た目は似ていないかもしれないが。